/* */ 西アフリカ、マリ共和国にて

政情不安が長年叫ばれ続け、そのエリアの大多数が世界最貧民国に数えられる場所、西アフリカ。
中でも民主的な政治体制が敷かれていると言われていたマリ共和国において、つい先日、クーデターが起こった。

一部ニュースで報じられてはいるものの、その現場に住むモノとして今回のクーデターの経緯とその背後に潜むもの、マリだけではなく西アフリカの将来について思うことをつらつらと書いてみようと思う。

概況

21日昼に北部地域の戦闘に関してデモが発生。
その集団が防衛大臣の対応に不服としてマリ国営放送局を占拠し、同日夜、関連勢力が大統領府を襲撃、大統領近衛兵との戦闘の末、22未明には大統領府の占領が完了し、クーデターが一応成功した、とのことのようです。

流れを見ていると突発的な行動のようにも見れますが、連動する形でガオ(北部地域の戦略拠点)の軍長官が追われていて、事前準備の有無や反抗勢力(クーデター側)の様子がまだ見えてきていません。
しかし彼らはTVでの声明発表の様子を見る限りまだ若く、一部ニュースでも青年将校とも称されています。軍幹部の腐敗に対する不満、というものもかなり高かったようです。

なぜ今か、というのは北部の戦争の緊張状態が極限に達した、というのが一つの答えだと思います。
そして、4月末の大統領選挙前に、民主的な選挙の実現を狙った、という可能性も捨て切れません。
ちなみにこの週末はムサトラオレ軍事政権(過去のクーデター政権)が倒れた日のようで、その辺も若干の関連があるのかもしれません。
そしてもう一つは突発的な、衝動的な行動。やはりこの可能性も捨て切れません。

ではつづきから、詳しく分析して将来を勝手に思ってみよう。

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私の住むマリの首都バマコの中心部に一本の大通りがあります。
この道路がこの戦いの主戦場です。

まずはその大通りの解説から。
4車線相当の直線で、大河ニジェールを渡る橋の袂から、バマコ駅まで続いています。
一年前、マリに来た当初はまだブロックはありませんでしたが、現在は中央に分離ブロックが置かれ、
2車線相当ずつのレーンが二本、ズドン!と通っています。
その長さは約1.2キロ。まるで青山通りのような存在感です。

こちらが市街地の地図です。


より大きな地図で バマコの家と学校 を表示

中央の青紫の線が件の大通り。
左側に見える黄色い家が私の家。
右上の緑の家が、配属先の職業訓練校です。

私は毎朝この大通りまでソトラマ(乗り合いバス)に乗り、通りのど真ん中で乗換えを行い、学校まで出勤していました。
(後述のようにこの戦いの進展に伴い、通勤経路・バスの乗り換え場所も変わってしまいましたが)

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と、言うことで前回からの続き、開発途上国における所得向上のアイディア、具体的アクションプラン編です。

前回はインターネットを使って時給500円の仕事が出来れば、この開発途上国においては大金持ち(とまでは行きませんね。実際は小金持ちです)に成れる、というところまで行きました。

その方法とは、

マーケットプレイス、というネット上でのお仕事情報交換サイトを利用するのです。

簡単で当たり前すぎる答えですね。

日本でもネットバブルがもてはやされた10年ちょっと前から、楽天ビジネスなどビジネスマッチングサイトがありました。
もはやフリーランスやSOHO、小規模事業体にとっては当たり前のサービスとなっている感もあります。が、国や言語が違えば常識が変わる、という事で開発途上国から国を超えてこういったサイトを利用してお金を稼ぐという発想はなかなか出てきません。しかも、途上国側からすればそんなことが出来る、という情報もありませんし想像も出来ないものなのです。

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インターネット

開発途上国と言いましたが、私は西アフリカの内陸国マリにしか住んだことがありませんので、あくまで彼の地における経験(現在進行中ですが)を基にひとつの所得向上のためのアイディアを提案したいと思います。

私は現在PCインストラクターという職業で協力隊として派遣されておりますが、この仕事における究極的な使命は、派遣国におけるITリテラシー(情報技術に関する理解度)の向上だと考えております。しかし現実には、配属先として職業訓練校(高校生や大学生に相当)において、教職員を中心にワードやエクセルなどのオフィス製品の使い方、それも初歩の初歩を教えている、そのためのマニュアルを提供しているといった活動を行っております。従って、マリという国全体に対するITリテラシー向上のホンの入り口の一部分をお手伝いしているに過ぎないのです。

さて、開発途上国共通の問題として、富の偏り(直接的に言うと貧富の差)が顕著であり、それにあわせて人間開発(主に教育)にも非常な格差が生じているということがあります。私はこの教育格差に関しては、ITの力で幾分か改善できる余地があるのではないか、と信じています。

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続けるのが苦手な私ですが、ふと、久しぶりにアクセスログを解析してみました。。。

Google Analytics-103034.png

ぜんぜん訪問者なんていない、と思っていたら、
な、な、な、なんと!

270以上の訪問者数(リピート含む)。
リピートを除く訪問者数は214名。 

そんなにこのブログを読んでくれそうなお友達の数はいないと思うのですが。
びっくりしました。

投稿数が減っていることを反省。さらに解析を続けると、、、

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一年が過ぎて生活に慣れ、高まるストレスへの対策として自分のアウトプットをシャットアウトしてあまり考えないように暮らす様になってしまいました。日々が繰り返しとなっていく中でやはりどうしても頭をもたげてくるのは、なぜアフリカは発展しないのか。という事。

やはり旅をするのとその地で生活をするのとは大きく違い、本当にいろいろなことが現地人の視点で見えるようになるものです。
現地の生活者の目線でこの件についていろいろと考え、周囲のマリ人とも話していました。ちょうどそんな時、こんな意見を持っている人のブログを発見しました。

アフリカが発展しない理由(2010/02/07) =Chikirinの日記=

少し刺激的な考え方かもしれませんが、こうした考え方もある、という事。
この方、アフリカに住んだことがあるのかはわかりませんが、非常にクリティカルで斬新なアイディアをお持ちだ、と感心しました。

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ここしばらくの出来事

最近は油断をするとブログを書かなくなってしまいます。
一応今回は忙しかったから、ということにしてここ最近の出来事をまとめたいと思います。
後に各項目ごとに、日記をしたためようと思います。そのときまた、興味があればごらんください。

この間にあった出来事一覧(それぞれ記事書きます。)

  • 農村で働く同任国の仲間のお宅訪問
  • 地方任国内旅行
  • 9/20-28 セネガル任国外旅行
  • 9ヶ月ぶりのマリ新隊員到着!
  • 一年次中間報告会
  • 隊員旅行
  • お世話になったJICA専門家の離任
  • 隊員(や関係者の)PC修理、サポートセンター大活躍
  • 配属先における中間活動報告(こちらはまだ、進行中、、、^^;)

他にも個人的にはたーくさん作業的なことがありまして、、、忙しく暮らしておりました。

皆さんご心配の私の体調はと言いますと、、、
低空飛行!低空ながらもしっかりと飛んでいます。大丈夫です!!

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日本に暮らしていると四季というものがあり、それが当たり前です。
海外旅行が身近になった昨今、国や地域によってはもちろん四季がないということはみんな理解しています。

ところが。

こうして四季のない国に暮らして約一年。そのことの意味について色々と思います。
旅行では感じられなかった、一年間、という単位を通してみた季節感。
今回はマリの気候、天気や気温などについて考えてみたいと思います。

日本の方のために、このマリの気温が分かる天気予報をブログの右のほうにつけてみています。
時々マリは今どんな気候かをみていただけると、この国を理解する一助になるかもと思っています。

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マリ人の価値観について、優先順位、という切り口で見ていきたいと思います。

何を優先するか、その一点で価値観というものが如実に現れます。

当然、大事にしているモノやコトは優先されます。
一方、大事にしていないというよりもマリ人の場合最初から念頭にない、
もしくはそういった概念がないというものに関して優先順位が下がっているように見受けられます。

これらの価値観は宗教にも多大な影響を受けているものと考えられますが、
その辺も少し考慮に入れながら、私なりの観察と考察を行ってみました。ご覧ください。

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ずいぶんご無沙汰してしまいました。
色々と書き溜めてあるので、少しずつまたレポートいたします。

で今回はアフリカ貧困国における政治にまつわる話です。
といっても私の文章ではなく、下記の記事をご紹介させていただきます。

アフリカ貧困国の特権階級。(2011/06/05) =Tokyo Life=

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東日本の方々へ

この度の東日本大震災により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今、私のいろいろな仲間たちが直接被災地に赴くなどして、震災の復興に尽くしてくれています。
しかし私は、日本から遥か遠く西アフリカで活動を行っているため、直接駆けつけることができません。
そんなもどかしくい気持ちに無力感を感じながら、日々こちらできることを少しでもしたいと考えております。

被災者の方々、復興に携わる方々、その他すべての日本に居住する方々を応援しています。

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青年海外協力隊
平成22年度2次隊
マリ共和国に初派遣となったPCインストラクターによる、日々の活動の『日記』とマリ共和国を徹底分析する『マリペディア』の二本立てでお送りします。
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