忙しい一日でした。

学校では全く新しいクラスが開始されたようで、昼食のサンドイッチを頬張っているときに、おもむろに紹介されました。
フランス語もバンバラ語も話せない、と紹介された後でなにか喋ってと振られて、それは難しいなぁ、と咄嗟に困った返答しかできませんでした。

生徒にはパソコンを使うとどんなことができるか、とかを話して、それからパソコンの各機器の説明を簡単にしていたようですが、その途中で、

「あれ?スピーカーがない」

という事になりました。この教室には10個有ったはずだ、何故無いんだ、と。


最近はこの部屋に私がひとりでいることが多く、当然私に質問が。

「生徒は出入りしていたか?」

決めつけているんですね。
それは多少の出入りはありました。授業もやっていますから。ところが、どう考えてもスピーカーを10個(正確には1個有ったので9個)盗めるような状況にはなかったと思っています。それに私の記憶が定かなら、最初(私が赴任した当初)からスピーカーはこの部屋には1つしかなかった、と。
その証拠に以前一度音を聞きたい、ということがあったとき、別の講師が隣にあるもう一つのパソコン室から持ってきたほどでした。

だから10個もスピーカーが有ったわけはなく、ましてや生徒が盗めるはずもありません。

それでもカウンターパート(同僚)の講師や校長は一方的に決めつけます。
生徒が取ったのだ、と。

ものすごい剣幕です。
生徒は一切信用してはいけない、必要以上に仲良くなってもいけない。
ここは日本とは違うんだ、常に鍵は閉めていなくてはいけない。(もちろん外出する際は必ず鍵していましたよ)

全然私には理解できません。
なぜ生徒をこうまで信用しないのでしょう。

いつにも増して、うまく説明できない(言葉を話せない)ストレスを感じました。
何を言われても、だいたい了解、頷くしかありません。しかし異論、反論がたくさんあります。
ついでに言うと、聞きたいことや説明してほしいことも山ほどあります。

先生は基本的にプライドが高いヒトが多いようで、生徒に対しては高圧的(バンバラ特有の話し方のせいもある)で、授業毎に凹みます。
基本人の言うことを聞かないので、こちらが意見を通したいときは、ものすごく強く出なければなりません。繊細な私の精神は磨り減ります(´Д`)

日々結構傷ついてます。

さて、こうしたドタバタの最中、地方隊員が上京して急遽うちに泊まることになったり、首都でしか買えないモノ(今回は冷蔵庫)の購入を依頼されたり、複数の会食の予定を調整をしたり、と首都隊員らしさがフル稼働。
あっちに連絡、こっちに連絡しながらの調整とやりとり、、、
パソコン教室の先生にパソコンを教える(??)事になったり、ボランティア調整員のご自宅に遊びに行った(お子様と遊びました(^O^)/)り、コンサルタントの方に食事をご馳走になったり、忙しいことが好きな私には嬉しい悲鳴。

いいんです、ヒトのおせっかいを焼くことが私の『らしさ』ですから。
それでもちょっと体調がすぐれなかったので、今日一日は、なんともきつい一日でしたorz

今日一日に触れた言語は、日本語、フランス語、バンバラ語、英語、中国語、インド語(?)
触れ合ったヒトは、日本人、マリ人、インド人、中国人。。。なんと国際色豊なんでしょう。

月曜はお休みなので、明日から3連休。多少予定は入っていますが、らくーに過ごさせてもらいます。
では皆様、よい週末を。